Voice
Changi LEE
「血管外科医って
かっこいいな」が
志すきっかけに
李 昌史(2019年入局)
私は福井大学医学部を卒業し、地元の愛知県に戻り春日井市民病院で初期研修を行いました。救急診療において様々な疾患をもつ患者さんを診察しましたが、大動脈瘤の破裂や急性動脈閉塞症で搬送されてくる患者さんは迅速に対応しないと命に直結する緊張感があり、早々と対応し緊急手術を行う血管外科医の姿を見て「かっこいいな」と感じ、血管外科を志すきっかけとなりました。
血管外科医として、そのような緊急性の高い患者さんを救命することができたときは何にも代えがたいやりがいを感じています。ただ、そのような緊急性の高い疾患はそこまで多くなく、日常診療では未破裂の大動脈瘤や下肢の閉塞性動脈硬化症、静脈瘤の治療を主に行っています。閉塞性動脈硬化症の治療では手術によって血行が改善されると歩行機能が劇的に改善したり、難治性の潰瘍病変が治癒して大切断を回避し救肢することができ非常に喜ばれます。ただ繰り返し治療を要することも多く、患者さんと長期的な関係を築くことがありますが、そうやって付き添ってサポートしていくことにもまた違ったやりがいを感じています。
手術の手技は外科的手技と血管内治療があり、二つの治療法を選択し組み合わせて患者さんに合った治療を行うことで治療に奥行きや戦略性がでてくるところが魅力だと思います。学生や初期研修医の頃に見学しているだけでは手術の面白さは理解できず、「こればっかりは自分で手を動かしてみないとわからない」と私は思うのですが、ドライラボでは血管縫合やカテーテル治療のトレーニングもできるので、興味があれば一緒に行うことができると思います。少しでも楽しいと思えたら素質ありなので、入局しちゃっても問題ないと思います。
Takuya OSAWA
診療も雰囲気も
すごく魅力のある科で、
是非一緒に働きましょう
大澤 拓哉(2023年入局)
血管外科を選んだ理由は?
手術と血管内治療両方を駆使して戦略をたて治療ができることに面白さを感じました。
仕事のやりがいを感じるときは?
治療が奏功し患者さんが元気になるときです。
入局希望者に向けたメッセージ
診療も雰囲気もすごく魅力のある科だと思うので、是非一緒に働きましょう。
職場の環境は?
何でも相談できて、若手にとっても症例が豊富ですごくいい環境と思います。
今後の目標について
まずは早く一人前の血管外科医になることです。