入局案内

大学院生、入局者募集

 大学病院の使命は臨床、教育、研究が三本柱である事はいうまでもありません。独立行政法人化後、特定機能病院として十分機能すべく、名古屋大学血管外科でしか行えない、独自の高度先端医療を開発、展開していきたいと考えています。
 現在大学院生が10人います。
 PTAやステント後の再狭窄の原因である血管内膜肥厚や血行再建術後の自家静脈グラフト内膜肥厚に対する遺伝子治療など基礎的、臨床的研究をおこなっています。また、治療的血管新生療法として細胞移植療法の臨床実践、また遺伝子治療の臨床応用のための基礎的研究を推進しています。すでに細胞移植療法の臨床は開始しています。また、九州大学との共同で遺伝子治療の臨床応用も開始する予定です。
 当教室は日本で有数のバージャー病患者を有しており、その成因についての病理学的、分子生物学的検討も行っています。
 また低侵襲手術の確立や、薬物療法に関して質の高いRCTを実施し、世界に発信できる新たなevidenceを創出し、evidenceに基づいた治療法の確立をめざしています。
以上のごとく、基礎的、臨床的研究を行っています。是非、スーパーローテートが終わり次第、血管外科に入局して欲しいと思います。希望者は下記へいつでも御連絡下さい。

医局

052-744-2224(坂野 比呂志 宛)あるいは
052-744-2215(古森 公浩 宛)

E-mail

hbanno@med.nagoya-u.ac.jp
komori@med.nagoya-u.ac.jp

指導方針

 初期研修は旧第一外科として器官調節外科と合同で行っています。医師国家試験合格後は名古屋大学医学部附属病院卒後臨床研修センターに所属して、名古屋大学医学部附属病院(名大病院)、あるいは東海地方を中心とする約40の関連病院で卒後初期研修を行います。

 外科専門医制度を考慮した初期臨床研修から一貫した独自の卒後教育システムをとっており、2年間の初期臨床研修終了後、原則として卒後4年目に若手医師は関連病院間を異動し、偏らない診断能力と手術手技を身に付けます。

 早期に基礎、臨床研究の希望者はスーパーローテート終了後3年目で大学院を受験するよう指導しています。大学院入学後は、短期間の名大病院での血管外科学の臨床研修の後、研究期間に入ります。大学院生の研究指導に関しては、血管外科内のみでなく、学内の基礎系教室、国内・外の他研究施設との共同研究・交流を積極的に行っています。論文作成終了後は、大学院での残された期間、専門分野ごとの臨床研修が可能であり、あるいは外国留学して研究を続行する選択もあります。大学院終了までの期間は原則4年ですが、著しい業績を挙げたものは3年間で終了できるので、大学院入学者には3年間での終了を切望します。

 外科学会認定医、指導医、および心臓血管外科専門医を修得します。

教授挨拶

 大学の独立行政法人化により大学病院も営業面が非常にクローズアップされています。また新しい臨床研修制度の発足や専門医制度の見直しなど我々を取り巻く環境は大きく変わり、本来の大学病院の使命である ”臨床、教育、研究の三本柱” をバランスよく推進していくことはなかなか困難な状況になってきています。このような状況を踏まえた上で “一流の血管外科医” 育成のために、また “血管外科学” 発展のために当教室は努力致しております。

 外科医である以上、手術が出来ることが必須であるのはいうまでもありません。当然の事ながら外科手術の習得は必要条件であります。一方、近年、血管外科領域においても動脈瘤に対するステント内挿術ならびに閉塞性動脈硬化症(PAD)に対するPTAやステント治療など低侵襲治療が盛んになってきています。血管外科医の育成のためには手術だけではなく、endovascular surgeryも可能な医師の育成が必要で、そのために十分なトレーニングを実践しています。

 しかしながら ”一流の臨床医” には臨床経験が多いだけではなれないと考えています。このような時代だからこそ、臨床はもちろんのこと世界に発信できる ”良い研究” を行い、真価を発揮すべきだと考えています。少なくとも2〜3年、若いうちに研究することは極めて重要であり、若い時代の研究に没頭する経験があって初めて ”一流の臨床医” になれると私は確信しています。そのようなことを踏まえて、我が教室では名古屋大学血管外科でしか行えない、独自の高度先端医療を開発、展開していくために基礎から臨床へのトランスレーショナルリサーチを推進しています。

 現代の医学教育に必要なものは、医学知識の教育は言うまでもありませんが、それ以上に大事なものは人間性、協調性であると考えます。今後の二十一世紀を担う医師として「人の心」を理解できる「人間味あふれる医師」の育成に取り組みたいと考えています。二十一世紀の我が国の医学は、今後益々先端的な医学、医療の開発が重要であります。このような事を踏まえて今後、 “一流の血管外科医” の育成に邁進したいと思っています。

名古屋大学大学院血管外科
教授 古森 公浩
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アクセス
〒466-8560
名古屋市昭和区鶴舞町65番地

JR中央線・鶴舞駅(名大病院口側)
下車 徒歩3分

地下鉄(鶴舞線)鶴舞駅下車 徒歩8分

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